神戸JC・長崎JC友好盟約締結60周年記念式典

5月11日(土)神戸JC・長崎JC友好盟約締結60周年記念式典と懇親会がホテルニュー長崎にて行われました。式典・懇親会には両JCの歴代理事長・専務理事、OB会、シニアクラブの役員・メンバーの皆様にもご臨席賜り、現役メンバーだけでなく多数のメンバーで60周年をお祝いする事ができました。

 

60年間の歴史

1964年7月28日、神戸北野クラブにて神戸JC石野成明理事長と長崎JC殿村佳三理事長により友好盟約締結書に調印され、友好盟約が締結されました。
1964年から今日までの60年の間、定例会や交流会を重ね親睦を深めていきましたが、楽しく喜ばしい思い出だけではありませんでした。
1982年7月に長崎県長崎市を中心とした地域に集中豪雨が発生、その影響で起きた土砂災害(長崎大水害)で甚大な被害を受けた地域に、神戸JCから物資等の支援を行いました。
そして、1995年1月17日の阪神・淡路大震災の際には長崎JCの当時の理事長坂本先輩ら4名が食料品等の物資を積み19日に長崎を出発し、20日には神戸市に到着するという迅速な支援をくださり、その後も継続的な支援と励ましをいただきました。
このように、楽しい時も辛い時も共に歩んできたからこそ、60年間特別な友好関係を築いていく事ができました。

 

友好盟約締結60周年記念確認書へ署名

式典にて、神戸JCシニアクラブ代表世話人の下村治生先輩と長崎JCOB会会長の殿村育生先輩の立ち会いの下、神戸JC森谷圭理事長と長崎JC田添太一理事長により友好盟約締結60周年記念確認書へ署名が行われました。

 

龍踊(じゃおどり)

懇親会では龍踊という、神戸の獅子舞と似たルーツを持つ、長崎の郷土芸能を鑑賞しました。
龍踊は、龍の鳴き声・雷・風・雨の音を模した楽器と共に、龍が玉を追いかける様を表した踊りで、長崎県内の各地域に龍踊のコミュニティーがあったり、高校や大学では部活動として学生が取り組んでいたりと、たくさんの人に愛されています。
式典の参加者も龍や玉を持たせていただいたのですが、想像していたよりも遥かに重く、ずっしりとした重量感に驚きの声が上がり、それを軽々と持ち上げ踊る演者の方々の優れた技術を実感する事ができました。また、演者の方々は年代も性別も様々な人たちで構成されており、老若男女問わず伝統芸能を大切にする長崎の方々の郷土愛を感じました。

 

~ともに歩む未来へ~

森谷理事長・田添理事長を始めとする檀上でお話しをされた現役メンバー・先輩方がこれまでの思い出を昨日の事のようにとても楽しそうに語られる姿が非常に印象的でした。そして、懇親会の最後には神戸JC・長崎JC・先輩方・現役メンバーの垣根を越え全員で肩を組み若い我らを歌い、みなさん自然と笑顔になっていました。
素晴らしいご縁を結び繋いでこられた先輩諸兄姉に感謝をし、これから70・80・90そして100周年を迎えられるよう、私たち現役メンバーがより強い絆を未来に繋いでいこうと感じられる式典・懇親会でした。
長崎JCの皆様の素晴らしい式典と懇親会の設えとたくさんのおもてなしに、神戸JC一同心より感謝を申し上げます。

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